第13回 刷り込み
1993~1994年当時を振り返ると、将来への不安と、音楽の楽しさ、やりたい事が見つかった覚悟がいつも心の中で入れ替わり立ち替わりしていた。
親父は自営の建築家だった。
いつも帰宅が遅く、小さい頃から建築家にはなりたいとは思わなかった。
しかし親父は楽しそうだった。
「お前は俺と同じくアートの感覚があるから、自分の興味があることに打ち込め。サラリーマンなんてつまらないぞ」と、何度となく言われ続け、私の中にはサラリーマンという選択肢はないという刷り込みがされていた。
だからこそ音楽で何とかするという覚悟はあった。
中学のグレた友達とはつるまなくなり、黙々と夜遅くまで練習ばかりしていた。。。

性に合っていた。人付き合いが苦手なのではなく、やりたいことがあるからそっちが優先になってしまうのだ。
続きは次回。