15歳、METALLICAにやられました(第2回)

あれは忘れもしません。1993年5月だったと思います。

1週間、徹夜も辞さずに必死に「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のコピーを続け、なんとかソロも含めて1曲まるまる弾けるようになりました。

そうそう、最初に手に入れたギターは、同じクラスの子から16,000円で譲ってもらった、ビルズブラザーズのモッキンバードでした。ヘッドが重く、立って弾くとネックごとヘッドが落ちてしまう、なんとも扱いにくいギターでした。

そんな中、私は次のステップとしてCDレンタルショップへ足を運び、ジャケットだけを頼りに曲を選んで練習してみようと思い立ちました。

当時、方南町にあった、たしか「YOU&I」というCDレンタルショップで、何がなんだか分からないままジャケットを眨めていた時、なぜか手に取ったのがMETALLICAというバンドのCD。アルバム名は『...And Justice for All』。ジャケットもかっこいいし、これを借りてみようと。

家に帰り、CDラジカセにセットして再生した瞬間―—15歳の男子は完全にぶっ飛ばされました。

世の中に、こんにも美しく、激しく、重い曲があるのかと。

「Blackened」のイントロで鳥背が立ち、あのリフで完全にやられました。これをコピーしたい――そう強く思ったのを、今でも覚えています。

続きは次回。

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